
人間の本質は悪魔
人間を知れば知るほど悪魔だと気付いていく。
人間は、基本的に動きたくない、変わりたくない「怠け者」。
人から何かしてもらっても、それがすぐに「当たり前」になり、それが得られないと不満や怒りになる。
自分は10しか出さずに他者からは100貰おうとする。
自分にとって「得だ」と思った人間にしか優しくしようとしない。
自分のミスは簡単に許しても、他人のミスは許さない。
努力や苦労はしたくないけど、自分より良い思いをしている人間には「嫉妬」する。
他人の幸せを喜べない。
こうして人間の本質を見ていくと、欲望しかない。
自分のためにしか生きていないということが分かる。

悪魔は人間が生み出した生贄?
「ルシファー」
傲慢、自分は優秀・良い人だと錯覚させる、幻想に浸る、個にさせる
「バアル」
金や物、女(男)、怠惰などの物理的な欲望に縛りつける
「アシュラ」
人を攻撃したい、痛めつけたいといった残虐性
人間はルシファー、バアル、アシュラの全ての性質を持っており、そのほとんどは「悪魔」で出来ている。
自分の中の悪の部分を「全て悪魔のせい」にしてしまえば好都合。
他責にして、生贄として生み出されたのが「悪魔」とも言える。

悪魔も上手く使っていく
これが最先端の真理
人間を知り、悪魔にもっていかれないための方法を伝える一方で、悪魔を上手く使っていくことも伝えてきた。
過去には欲望は全て排除しろと言われてきたが、ほとんどが悪魔の要素で出来ている人間にそれは一切通用しない。
人間こそが悪魔。
欲望は決して消えるものではなく、抑え込んだものは必ず暴れ出す。
そうならないためには、まず自分の本音・本性を正しく認知する。
しかし、宗教や道徳により自分を良い人だと錯覚していたり、抑圧や誤魔化しをして生きていれば見えてこない。
自分の本当の欲望を叶えていけば、より抽象度の高い欲望を求めるようになっていく。
悪魔を排除するのではなく、良い方向に使って昇華させる方法を伝えている。
